この日はようやく晴れ。センポアラ(Cempoala)という遺跡に向かいました。センポアラに行くには、まずベラクルスからバスで1時間ほどのカルデル(Cardel)という町へ行きます。ここは交通量も多く、なかなかにぎやかな感じの町。
独立記念日を控えたこの時期は、どこの町もお祭りムード。国旗がモチーフの飾りつけを施した建物が多い(国旗が緑・白・赤なのでクリスマスみたいにも見える)。お祭り用の国旗を売る露店もあったりする。
道に迷ってるといろんな人が声を掛けてくれる。たまには英語のできる人もいます。カルデルからセンポアラまではバスでさらに20分程度。
着きましたが非常に小さな村です。人通りも少ない。
遺跡はこんな感じ。マヤ・アステカとは違って、丸い石を使ってるのが特徴。トトナカ人(今もベラクルス州に住む先住民族)が13世紀頃建設したものだそうな。ちなみに入場料は30ペソ(1ペソ=約11円)。
雨季なので植物が元気ですね。芝生の緑も鮮やか。このブログのトップに使ったヤシの木の写真もここで撮影したもの。バナナもありました。
ウロウロしているとチャリで乗りつけてきた地元のおっちゃんが話しかけてきた。「向こうの遺構はもう見たかい?あっちにはモクテスマの神殿があって、その向こうには壁画の神殿があって、ああだこうだ…」。
あれ?モクテスマってアステカ人じゃなかったっけ??しかも16世紀の人だよね。おかしいなぁ…
念のためおっちゃんの教えてくれたほうへ向かうと、金網のフェンスが開いていて向こう側へ行けるようになってた。ぬかるんだ畦道を進むと、サトウキビ畑の中に未調査とおぼしき遺構が。
今後ちゃんとした調査が入るといいんだが。
道も悪いし、閉館時間が来てしまっても困る(柵の外にいるんだ)ので深追いせずに帰途につく。と、向こうからさっきのおっちゃんがチャリで向かってくる。
おっちゃん「神殿はもう見たかい?ところで雨季になると、このあたりの畑からこういう土の人形が出て来るんだ(と、土偶のようなものを見せてくれる)。観光客に見せてあげるとみんな喜ぶんだよ。それで1個40ペソなんだけどどう?」
って、おっちゃん商売人かよ。
しかも遺跡の入場料より高いし。
本物かどうかはわからなかったけど、もし本物ならちゃんとした研究機関に届けてあげてね。遺跡の入場券係の人は INAH(Instituto Nacional de Antropología e Historia =国立人類学・歴史学研究所)の職員さんでしょ。と思いながらチャリで走り去るおっちゃんの背中を見送ったのでした。
メキシコ旅行記 2006.9
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